育児中のママ・パパにとって、家事の中で一番時間を使うのが料理なのではないでしょうか。
・家事にかかる時間を短縮して、子どもとの時間を増やしたい
・健康のため、節約のためになるべく自炊をしたい
そんな方にこそ、時間と手間を省き、かつ仕上がりも美味しいオーブンとして評判の「ヘルシオ」をおすすめします。
下味をつける・食材を切るなどの最低限の下準備をすれば、あとはヘルシオがほったらかしで料理を完成させてくれるため、育児中のママ・パパにとって便利な時短家電のひとつです。
育児中のママ・パパに自信を持っておすすめしたいヘルシオですが、実は選び方で1点だけ後悔していることがあります。それはヘルシオ AX-HA20よりもさらに料理の時短ができる機種(AX-XA20やAX-XA30)を選ばなかったことです。
この記事では、2023年2月にヘルシオを購入して以降、毎日ヘルシオの恩恵にすがっている筆者が
- ヘルシオ AX-HA20の使い勝手とおすすめポイント
- 購入後に後悔しないためのポイント
をまとめます。
読んでくださった育児中のママ・パパには、ヘルシオを最大限活用するために後悔しないための購入のポイントを押さえた上で、自分にあったヘルシオを選んでいただけたら嬉しいです。
ヘルシオについて聞いたことがないという方も、どの機種を購入するかに迷っているという方もいらっしゃると思うので、こんな風に読んでいただけたらパッと知りたいことを持ち帰っていただけるのではと考えています↓
・ヘルシオについてすでに調べたことがある方:見出しをざっと読んで、興味のあるところだけ
・ヘルシオを初めて知った方:全体を満遍なく
ほったらかしで美味しい料理ができる!ヘルシオとは
ヘルシオは、簡単&時短・おいしい・ヘルシーを叶えてくれるウォーターオーブンレンジです。
ヘルシオ独自の「水のチカラを使った調理」で、揚げ物もノンフライでおいしく仕上げてくれ、オーブン、レンジ、グリル、蒸し器などの機能が兼ね備えられています。
下味をつける・食材を切るなどの最低限の下準備をして、【まかせて調理】機能(※)を使えば、あとはほったらかしで【焼く】【揚げる】【蒸す】【炒める】ができるため、新・三種の神器と呼び声が高い家電の代表格です。
ヘルシオが料理の時短につながる理由
ヘルシオが料理の時短につながる理由は
①最低限の下準備でほったらかしにできる
②食器洗いを最小限に抑えられる
この2点です。
最低限の下準備でほったらかしにできる
ヘルシオのまかせて調理を使えば、基本的に下記の3ステップで美味しい料理が完成します!
①専用の水タンクに水を入れ
②専用の角皿(メニューによっては角皿と網)に材料をのせて
③調理方法を選ぶ もしくは ヘルシオ公式の自動メニューの番号にあわせる
フライパン調理では下味をつけた肉をフライパンで焼いたり、野菜を切って炒めたりする必要があるのに対し、ヘルシオは下味をつけた肉や野菜をヘルシオに入れ、調理方法を選ぶだけで、ほったらかしでおいしいごはんが出来上がります。
このようにヘルシオは、オーブンや電子レンジなどと比較して、最低限の下準備で調理が可能です。
調理方法は【網焼き・揚げる】【蒸す・ゆでる】【焼く】【炒める】の4つあります。
例えば・・・
【焼く】でつくる「焼き魚」の場合
①専用の水タンクに水を入れる
②角皿の上に魚を並べる
③まかせて調理の「焼く」を押して、あとはヘルシオにおまかせ!
たったこれだけで自動で美味しい仕上がりに焼き上げてくれます。
もちろん、時間と温度を手動で設定することもできます。
魚に下味をつけて冷凍し、食べたいときに「まかせて調理」をすれば、
違った味わいも楽しめますし、解凍不要でちょうどいい焼き上がりに仕上げてくれます。
また、なんとヘルシオなら揚げ物を油で揚げる必要がなく、美味しい唐揚げがノンフライで食べられます!
【網焼き・揚げる】機能を使った「唐揚げ」の場合:
①専用の水タンクに水を入れる
②角皿に載せた網の上に、唐揚げ粉をつけた鶏肉を並べる
※網に油を塗れば、網に唐揚げがくっつきづらくなるので、洗い物の時短になります
③公式メニューの「唐揚げ」の番号を設定して、あとはヘルシオにおまかせ!
サラダチキンも手間をかけずにできますし、これ一品で立派なおかずが完成します。
【蒸す・ゆでる】機能を使ったサラダチキンの場合:
①専用の水タンクに水を入れる
②下味をつけた鶏肉を角皿に載せた網の上に並べる
③公式メニューの「サラダチキン」の番号を設定して、あとはヘルシオにおまかせ!
上記はほんの一例ですが、ヘルシオ購入時に付属の紙の「メニュー集」や「COCOLO HOME(COCORO KITCHEN)」に豊富なメニューが掲載されているので、料理のレパートリーも広がります!
洗い物を最小限に抑えられる
ヘルシオには、お手入れのためのオートメニューも搭載されています。
例えば、庫内のにおいや汚れが気になるときに使える庫内クリーンなどがあります。
蒸し機能を使った場合には、水受けと庫内に水が溜まりますが、水受けに溜まった水を捨て、庫内は柔らかいふきん等でさっと拭うだけで、きれいを保つことができます。
また、フライパン調理後の油汚れや焦げ付きと同様に、ヘルシオも角皿だけで調理をすると食材から出た油などがこびりついてしまい、食器を洗うのに時間がかかってしまいます。
しかし、ヘルシオ専用の角皿の下にアルミホイルやクッキングシートを敷けば、洗い物の手間もグンと抑えることができます。
クッキングシートの消費が多くなるので、少しでも節約できるように業務用のものがおすすめです。
こちらのクッキングシートは横30cm×長さ35mあり、我が家で大活躍しています▼
フライパン調理の場合は火加減を見ながら調整をするのも、油が飛び散った後のお掃除も大変ですが、ヘルシオは火加減を見る必要もなく、調理後の後片付けも簡単に済ませることができるという点も時短につながる理由のひとつです。そのため、育児中の料理の手間を大幅に減らしてくれます。
ヘルシオ愛用中のママが感じたメリット・デメリット
わたしがヘルシオを実際に使う中で感じるメリット・デメリットは次の通りです。
【メリット】
・下準備をして、あとはほったらかしにするだけで、自分で手をかけるよりも美味しい料理が完成する
・フライパンで作ると火加減が難しい料理も、焦げ付かず、美味しく仕上がる
・洗い物の手間が減らせる
このようなメリットがあるので、料理の焦げ付きも調理時間・洗い物の時間をグッと減らしながら、健康的で美味しい料理が増えました。
具体的には、我が家の場合、魚を食べることが週0〜1日→週3日ほどに増えました。
焼き魚が食べたいけれど、魚焼きグリルを使った後の片付けがなんだか億劫で、お恥ずかしながら賃貸暮らしを始めてかれこれ約10年、魚焼きグリルを一度も使ったことがありませんでした。
そんなわたしも、ヘルシオを買ったことで焼き魚をたくさん食べるようになりました。
そしてスナック菓子の代わりに、ほくほくの焼きいもを食べるようになりました🍠
さつまいもを洗って拭いて並べて、「おまかせ調理」を「焼く」にセットして待つ。
これだけで、ほっかほかの焼きいもが食べられる贅沢を週1〜2回以上噛み締めています。
最近は複数種類のさつまいもを買って、焼きいもの食べ比べもしました。
スーパーなどでよく見かける焼きいもは「紅はるか」という品種が多いですが、シルクスイートという品種がスイートポテトのような甘さで美味しかったです。
ヘルシオの隠れ人気メニューが焼きいもというのも頷けます。
また、前述の通りヘルシオ専用の角皿の下にクッキングシートを敷いているので、角皿もさっと洗うだけです。
このようにメリットがたくさんある一方で、デメリットもあります。
【デメリット】
・価格が高いため、初期投資が必要
・サイズが大きいため、設置場所の確保が必要
ほかオーブンレンジと比較して
・まかせて調理で、ほったらかしで【焼く】【揚げる】【蒸す】【炒める】ができるなど多機能
・独自技術で、油で揚げていないのに水の力で美味しい揚げ物ができる
など、できることが多い分どうしても初期投資の額が高くなり、サイズが大きいため、場所の確保が必要になる場合があります。
そのため購入を検討しているヘルシオの仕様/寸法をよくご確認ください。
例えば、我が家で愛用中のヘルシオ AX-HA20を置くのに必要な寸法は下記の通りです。
外形寸法図にある奥行き435mmが、自宅のキッチンラックの奥行きではギリギリ足らず、ヘルシオ AX-HA20を置くことありきでキッチンラックをあわせて購入しました。
購入したラックはこちら▼
価格の高さ、設置場所を必要とするデメリットを考慮しても、料理の時短を図りたい方や健康志向の方には、充分にコスパが高い調理家電としておすすめできます。
購入前に知っておきたいポイント
料理の時短のためにヘルシオを活用したい人が、機種選びの際に押さえるべきポイントはこの3点です。
順に見ていきます。
まかせて調理機能搭載モデルはマスト、価格を抑えるには1〜2年前の機種がおすすめ
ヘルシオには様々なモデルがありますが、我が家ではAX-HA20を購入しました。
ヘルシオ AX-HA20を選んだ理由は次の2点です。
①庫内容量30L・2段調理で、まかせて調理機能が搭載されているので、ほったらかし調理が可能
②2021年のスタンダードモデルなので、最新機種と比較して価格が抑えられる
ヘルシオ公式ページを見たところ、1段調理タイプのヘルシオでもひとつだけ「まかせて調理機能」のあるモデルがありましたが(2019年モデル・AX-AW600)、購入時点で新品の商品が見当たらなかったこと、また値段が購入したモデルAX-HA20(新品)の方が安かったです。
このように「型落ちしたモデル」でも一定年数が過ぎると、1〜2年前のモデルと価格はほとんど変わらない、あるいは、1〜2年前のモデルの方が高機能で安い場合があるため、価格を抑えたい方は、最新機種ではなく、1つ〜2つ前の年のモデルをおすすめします。
そのため、筆者が購入時点でヘルシオに求めていた「美味しくほったらかしで調理ができる」を叶えるためにヘルシオ AX-HA20は最もコスパが良いと判断しました。
実際に、ヘルシオを購入してからは毎日のように「まかせて調理」を使っており、本当に重宝しています。
予算が許せばプレミアムモデル。もっと料理時間を短くできる
心から買ってよかったと思うヘルシオですが、実は今使っているヘルシオ(スタンダードモデルのAX-HA20)が壊れたら次はこのタイプのヘルシオにしようと心に決めていることがあります。
それがプレミアムモデルの購入です。
プレミアムモデルを買わずに後悔している理由は
1回の稼働で複数種類の料理が作れるので、スタンダードモデル以上に料理の時短ができるから
このひとことに尽きます。
ヘルシオ購入前は、プレミアムモデルとスタンダードモデルの違いを理解できていませんでした。
この記事を読んでくださっているみなさんには、わたしと同じ後悔をして欲しくないので説明します。
現時点で発売されているプレミアムモデルは【AX-XA20】と【AX-XA30】の2機種あります。
プレミアムモデルの何がすごいかというと、一度に調理方法の違う2品の料理が完成することです。
例えばヘルシオ公式ブログにあるように、上段で焼肉チャーハンを作り、下段でポテトサラダを作ることもできるんだとか。
それに対して、我が家で使っているヘルシオ AX-HA20は、2段同時に調理できるのはウォーターオーブンとオーブン加熱に限られています。
少しわかりにくいのでポイントをまとめます。
・スタンダードモデル(AX-HA20)の2段同時調理でできること
→オーブンで大容量の調理をすること
例:クッキーなどの焼き菓子を上下2段で作る
・プレミアムモデル(AX-XA20やAX-XA30)の2段同時調理でできること
→調理方法の異なる主菜・副菜を組み合わせて同時に完成させること
例:チャーハンとポテトサラダ
このように、同じ2段調理式でも同時調理できる料理の幅が違います。
プレミアムモデル(AX-XA20やAX-XA30)なら、主菜・副菜をまかせている間に汁物だけ作れば、立派な献立がほったらかしで完成するので、キッチンに立つ時間をもっと短くできます。
この最大の違いを、購入前のわたしは理解できていなかったので後悔しています。
「まかせて調理の便利さ」と「プレミアムモデルなら主菜・副菜を一度に作れる」ことを知った今ならば、子どもが大きくなったときや仕事が忙しくなるときを見据えて、プレミアムモデル(AX-XA20やAX-XA30)を選びます。
まとめ:購入後に後悔しないためには、どの程度料理の時短がしたいか考えてヘルシオを選ぶことが大切
まかせて調理ができるヘルシオは、育児中のママ・パパにとって「料理の時短」と「健康的で美味しい料理」の両方を実現してくれる画期的な調理家電です。
価格がやや高めであることや設置場所が必要なことがデメリットに挙げられますが、「時間をお金で買ってでもほしい」という方の多い子育て世帯には、充分にコスパの良い投資と言えるのではないでしょうか。
主菜だけでも楽に作りたいという方はスタンダードモデル(AX-HA20)を、主菜・副菜を楽に作りたいという方はプレミアムモデル(AX-XA20やAX-XA30)を選ぶのがおすすめです。
後悔しない選び方のポイントを押さえた上で、ヘルシオで料理時間を減らして、家族や自分の時間を増やせますように。
▼スタンダードモデル:AX-HA20(2021年モデル)
▼プレミアムモデル:AX-XA20(2021年モデル) ※迷ったらこれがおすすめ
▼プレミアムモデル:AX-XA30(2022年モデル)
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