モンテッソーリ教育では、ティッシュを引っ張って出す動作は、子どもの発達上重要な過程のひとつであり、赤ちゃんがティッシュを引っ張る遊びを止めないようにと言われています。
具体的には、この親指・中指・人差し指の3本でつまむ動作が、将来鉛筆で字を書く動きなどにもつながっていると言われています。
そうは言っても、赤ちゃんがティッシュを口に入れてしまうのは困りますよね。
なんでも口に入れる時期は、早ければ1歳半、長い子だと3歳頃までは続くそうです。
しばらくはティッシュを引っ張り出した後、そのまま口に入れてしまうことが続くことを見据えたおもちゃ・遊び方を用意する必要があると判断しました。
そこで
・親指・中指・人差し指の3本でつまむ動作を取り入れることが大事そう
・せっかくなら長く遊べるものにしたい
・できれば知育要素を取り入れたい
と考えて、必ずしもティッシュに似せたおもちゃにしなくても良いと思い、ラミネート加工をした知育カードをカゴに入れ、それを取り出して遊ぶことをティッシュ遊びの代わりにしました。
こんなふうに、カードをつまんで引っ張り出しては投げて、広げながら遊んでいます。
ラミネート加工に時間はかかりましたが、
・指でつまんで引っ張り出す遊びの機会
・日常にあるモノの名前を覚える機会にも繋げられる
ので、長く遊べるおもちゃになりそうです。
用意するもの
必要なものは次の5つです。
1. カードを入れるかご
カードが入る大きさであれば、どんなカゴでもいいと思います。
わたしは自宅にあったカゴ(100円ショップのもの)を使いました。
2. 知育カード
わたしは「くもんカード」にしました。
https://amzn.to/48d8FpE
このカードは、
・表に野菜や果物の本物そっくりのイラスト
・裏面に親も知らなかったような野菜・果物に関する小ネタ
が書いてあります。
大人が読んでも楽しいです。
3. ラミネーター
https://amzn.to/48bkZGS
こちらを使用しました。
ラミネート加工中の写真です↓
4. ラミネート用紙
ラミネート加工をするカードにあわせた大きさのものがおすすめです。
くもんカードならA5サイズで良いと思います。
わたしはよく考えずにA4サイズを購入してしまい、手間を増やしてしまいました・・・。
(A4のラミネート用紙に2枚のくもんカードをラミネートし、それを半分に切るという手間、、!)
5. かどまるPRO
ラミネート加工をしたカードは、そのままだとラミネート用紙の角が残ってしまいます。
そこで、かどまるPROを使って1枚ずつ角を丸くしました。
穴あけパンチのような感覚でできて楽でした。
カードの角が透明で見えづらいですが、このカードは「L」でパンチングしています↓
モンテッソーリ教育の考え方を遵守できているわけではないかもしれませんが、ひとつのアイデアとして参考になればうれしいです。
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